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2021.7.19

解決策検証における検証設計とプロトタイプの選定方法

解決策検証における検証設計とプロトタイプの選定方法

新規事業開発においてソリューションを検討/設計する際、当然のことながら「課題を解決できる」ソリューションでなければなりません。
一方、本当に顧客が求めているソリューションかどうかを見極めるために、どのような考え方で検証設計を進めていけば良いか悩まれているご担当者の方も多いはずです。そのようなご担当者向けに今回はソリューションの「検証設計」と「プロトタイプの選定方法」についてご紹介します。

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解決策検証における「検証設計」と「プロトタイプ」の重要性

本当に顧客が求めているソリューションかを見極めるために、以下の3点が重要です。
①検証項目の策定
②プロトタイプの活用
③プロトタイプ毎に適切な検証方法/手法

それぞれを正しい考え方/方法で進められないと以下のような問題が発生する可能性があります。

①適切な検証項目の策定ができないと・・・
適切なプロトタイプ選定、適切な検証方法/手法選択ができない可能性があります。

②プロトタイプが活用ができないと・・・
いきなり商用版を開発してしまうと、市場に受け入れられなかったときに大きな手戻りが発生し、余分な時間と予算が発生してしまう可能性があります。

③プロトタイプ毎に適切な検証方法/手法ができないと・・・
検証事項が検証できない/必要なフィードバックが得られない可能性があります。

新規事業開発は不確実性が高く、限られたリソースのなかで低コスト・低リスク・高速で検証を進める必要があります。しかし、上記の3点を正しく理解した上で検証を推進できなければ新規事業開発の成功確率を上げることはもちろん、不要な検証項目や不要なコスト、不要な検証期間が発生してしまう懸念があります。

次項目以降でそれぞれの検証の進め方/考え方を整理していますので参考にしてみてください。

※ただし、以下がすでに完了していることを前提としています。
・CPF(顧客と課題が存在することが検証できていること)
・ソリューション要件の洗い出し

検証の進め方

以下①-③のステップで検証を進めていきます。
①検証項目(指標)の策定
②プロトタイプの選定
③検証方法策定

検証ステップ①(検証項目(指標)策定)

ソリューション要件を分類し検証項目を策定します。
例えば、ECサイトの”レコメンド精度の高さに価値を感じる”という仮説を検証する場合、
 -分類は「機能」と「品質/精度」(以下の図1を参照)
 -検証項目は「レコメンド精度の高さに価値を感じてもらえるか」
となります。

(図1)

ポイント1
・課題を解決するために必須のソリューション要件
(これがないと提供価値を感じてもらえないソリューション要件、ここでは”品質/精度”が該当)を検証対象とします。
・上記は「ECサイトでユーザーが欲しい商品が見つからない」という課題に対し、
「レコメンド機能」が課題解決に必須のソリューション要件であると仮説を立てています。そのためその他分類(スピード/デザイン/ユーザビリティ/価格等)の要件も重要ですが、単体で価値を提供しないため検証対象外もしくは任意項目として策定します。

ポイント2
・分類(中)の粒度では粒度が粗く具体的な改善施策を策定につなげにくいため分類(小)まで分解します。ただし、具体的な改善施策を検討できるフィードバックのサイズまで分解されていれば必ずしも中小分類を作る必要はありません)。

ポイント3
・定量的な達成条件を設定します。例えばユーザー30%の商品を購入で事業目標が達成できる場合、それを達成する品質/精度の水準が達成条件となります。仮にその水準が「レコメンド機能経由の購入が昨年比50%増」だった場合、この数値目標の達成を目指していくことになります。

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