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2018.7.10

「オールオアナッシング」と「ダイレクトチャレンジ」クラウドファンディングでよく出るこの言葉って何が違うの?

クラウドファンディングで資金調達を行う際、よく耳にする言葉が「オールオアナッシング」と「ダイレクトチャレンジ」です。クラウドファンディング以外でも一般的に用いられることが多いこれらの言葉、一体どのような意味を持つのでしょうか。今回は「オールオアナッシング」と「ダイレクトチャレンジ」の違いについて、特徴、メリット、デメリットを中心に考察していきます。

オールオアナッシング方式/目標達成型

国内の購入型クラウドファンディングの多くは、期間内に目標金額に達することができないと集まった資金を受け取ることができない、オールオアナッシングという仕組みを取り入れています。オールオアナッシング(All-or-Nothing)とは、「妥協を許さない」「一か八か」などと訳され、すなわち失敗すれば全てを失うという意味に当たります。国内では「Readyfor」や「GREEN FUNDING」などが、海外では世界最大のクラウドファンディングサイト「Kickstarter」がこの方式をとっています。

オールオアナッシングは、目標金額に達した場合と達しなかった場合の2パターンが存在します。

  • 達成した場合:ネットサービスの手数料を差し引いた額が起案者の口座に振り込まれます。クラウドファンディングサイトによって各々手数料の割合は異なりますが、国内のサービスですと通常10~20%程かかるようです。
  • 達成しなかった場合:基本的には支援者のもとに支援金が全て返金されます(もしくは購入がキャンセルされます)。

このように、目標額に1円でも達しなければ支援者のもとに全額返金され、その時点でプロジェクトは終了となります。そのため、あと少しで目標額に達成というところで募集期間が終了となり、プロジェクトが失敗に終わるという恐れもあります。

しかし、この形式は、初期投資が大きい取り組みを計画しているプロジェクトの資金調達や、テストマーケティングとして活用されることが多く、全力でプロジェクトに注力し設定した期間内にやりきれる自信のある方にはオススメです。

ダイレクトチャレンジ方式/実行確約型

オールオアナッシングと対になるのがダイレクトチャレンジです。オールインとも呼ばれますが、この方式は、期間内に集まった金額が目標額に達していなくても、その時点で集まった支援金を全額受け取ることが可能というものです。

たとえば、100万円の出資金を募ったプロジェクトで50万円しか集まらなかったとしても、その50万円は起案者のもとに入る仕組みとなっています。目標額に達しなかった場合でもプロジェクト自体は終了とならず、「プロジェクトの実行/リターンの履行が必ず実施される」という条件のもと継続する仕組みです。この形式は、もともと実施が予定されていた企画やプロジェクト、製品の発売などに先駆けて、事前予約購入や早期購入割引などのリターンを用意することで、PRやプロモーションを強化する目的として利用されることが多くなっています。

ただし、支援者にとっては資金提供してプロジェクトが成功しない可能性があるため、敷居が高くなるというデメリットがあります。

まとめ

さて今回は、オールオアナッシングとダイレクトチャレンジの違いと、それぞれの特性について紹介しました。

これまでクラウドファンディングで実行されたプロジェクトの中には、募集期間内に目標額に達せず、プロジェクトが終了となってしまった事例が多く存在しています。そのため、今後クラウドファンディングに挑戦される方は、目標額を慎重に設定しプロジェクトの広報活動に注力しながら、入念な計画のもと実行してみて下さい。

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